diary

2007年8月2日(木曜日) 今日も早起き。

★今日も目が覚めてしまい異様に早起き。だけど、平日休日問わず、昼間突如として眠くなるのはなんとかしたい。要は老化が進んでいるということだろうか。眠るのにも体力が必要だというし。

日本最大規模の中古販売サイト「ブックオフオンライン」がスタート
ブックオフオンライン最大の特徴は古書と同時に新刊書籍も一部扱っている点。どうやって入手しているのかは不明。推測だが入手先(取次だか書店だかわからないが)との秘密保持契約が結ばれているのだろう。確かに「新刊流通の敵」扱いされているブックオフに本を卸していることがほかに知られたら、業界から白い目で見られるだろう。ただ、これによりブックオフも「新刊書店のひとつ」の仲間入りをしたと言えなくもないのだな。

★なお、ブックオフグループはすでにイーブックオフという古書販売サイトを運営している。こちらは「FC加盟店のひとつという位置づけ」だというが、客側からみると同じようなものだと思うだろう。今後どうするんだろうか。

★なお、同社の取締役に元bk1の河野武氏が名を連ねていた。本人のブログで同社参加までの経緯倉庫の様子が見られる。

★久しぶりの書籍紹介。読んでないわけではなかったんだが。

おいしいハンバーガーのこわい話
エリック シュローサー 宇丹 貴代実
草思社 (2007/04/24)
売り上げランキング: 510

読む前から大体想像がつくであろう、ファーストフード業界の裏側をつぶさに描く書。子供も読める平易な文章(一部ふりがな)なので、すいすい読めてたまに背筋が寒くなるだろう。こりゃ売れるわけだ(ただし、雑誌やテレビなど、広告が入るマスメディアでは紹介しづらいだろう)。牛や鶏の飼育状況や味を決めるための「研究所」の話などを読んでしまうと、確かにマクドナルドに行くのを躊躇してしまう。しかし、もう我々は食品産業の大きな流れに乗るしかなくなっている。今から自給自足をはじめ、すべてが「作り手が見える」食品だけを食べるなんてことはできないのだ。先日『セブン-イレブンおでん部会』という食品開発の舞台裏を描く本を紹介したが、すべての大量生産食品加工物がよくないわけではない。食品添加物だって、長期的には身体に悪いという反面、そのおかげでモノが腐らずいつでも食べられるというメリットもあったり。まぁ、どちらに偏ってもだめだと思うのだが、知らないことが一番こわい。

主要50雑誌の「部数激減(秘)データ」
もちろん部分的に見れば伸びてる雑誌はあるけど、総体としてはやはり雑誌が死に体の状態になっているのは間違いない。なお、記事中にある「編集者のサラリーマン化を嘆く声」というのもわからないでもない。自分自身がまさに「サラリーマン化した出版社員」なのだが。すでにあちこちの部門の事情を知ってしまうと・・・無邪気にふるまえない自分がいて。

週刊東洋経済いわく、これが典型的な Second Life ユーザーだそうで
『週刊東洋経済』セカンドライフの大特集をしていて驚いた。やはりビジネス界では期待が相当に高まっているのだろう。ユーザーはあまりいないけど。わたくし自身は、今後「セカンドライフ的」なものが来ることはまず間違いないと思っているけど、現在の操作性やキャラクター造形を見る限り、今のセカンドライフがそのまま普及するとはとても思えない。日本のゲーム会社あたりが作らないのかな?

★いま欲しいのはSKAGENの腕時計。高価じゃないけど気を使ってないわけではない、という程度のスタンスの腕時計が欲しい私としては、シンプルで薄くて安いこちらのラインナップが魅力的。ヴィレッジヴァンガードなどに行くたびに、黒×オレンジの文字盤のレザーベルトのを探しているのだが、見つからず・・・あ、通販で買えるのか。うーむ。

2007年8月1日(水曜日) リニューアル完了

★というわけで、リニューアル完了いたしました。・・・「どこが?」と思う人も多いでしょうが、WordPressで裏側を入れ替えてもらったことで、トラックバックとかRSSとか、いわゆるフツーのブログっぽいことにようやく対応できるようになりました。今後ともよろしくお願いいたします。

★それと仕事の面でも変化が。今後はデジタルメディア事業を中心に携わることになりそうです。当サイトは筆者自身の業務に即したテーマのネタを拾うことが多くなっています(なので、2001~2002年のころはゲームの話ばかりしてるし、その後は出版流通の話ばかりしている)。ですので、今後はより「出版とデジタル」が、自分にとってのメインテーマとなりそうです。

★昨晩は東京電機大学出版会の植村八潮氏にお会いし、次のでるべんの会に関する打ち合わせを。専門書出版の立場にいながら出版全体を大局的に見ている方なので、話が面白い面白い。こちらの勉強会は10月の予定。決まったら告知します。その前に8月に一度小会合を開こうかな。

紀伊國屋書店「KINO-POP大賞」
書店員からではなく、お客様から本の手書きPOPを募集しコンテストを行う試み。審査員にライターの永江朗氏と『暴れん坊本屋さん』の久世番子氏が名を連ねる。

「電子書籍」の利益は何%?――ローリスクが生み出す可能性の宝庫
ちょっと長いが電子書籍のビジネス構造がわかりやすくまとめられている記事。書籍の多くが「刷部数」に応じ印税支払いをしているのに対し、電子書籍の場合は「実売数」に応じた支払いを行っている。確かにこのほうがフェアなのだが、その分出版社としては支払い処理のコスト高に悩まされることになる。前者なら1回ですむところを、後者の場合は定期的に毎回行わなければいけないから。「電子書籍が儲からない」という話になるのは、市場規模の問題もさることながら、作業コストの問題も大きいと思われる。

出版社の多くは、「中小企業」だって知ってた?
ここでも出版社の定義が難しいが、出版がメイン事業になっている会社で、社員100人以上のところは非常に少ない。しかしココが全体の出版界の売上のかなりの部分を占めているという、典型的な80対20の法則が当てはまりそうな状況。

19年間で780冊出版した日本のベストセラー作家
中谷彰宏氏の著作数のすごさは有名だが・・・改めてみるとすごい。いくら使いまわしの内容が多くても薄っぺらくても、ここまで出せることで、まさに量が質に転化する。しかし、「月5冊」ペースで出版していて「毎年250万部売れている」ってことは・・・一冊平均4万部以上!? 既刊の増刷なども入れてるかもしれないが、いくらなんでも!?

グラビアアイドルよりも女性誌モデルの時代へ
KINGの低調ぶりにはあちこちから批判があがっているが、中身を見るとこういう独自色の試みを出していて興味深い。女性誌モデルをグラビアに口説き落とせるというのはさすがに講談社ならでは。問題はそれがどこまで実売に結びつくかという点だが。