★最近の細かないらだち。自宅のPCがコレに感染してるようで、ウザいポップアップが出てきてしまう。しかし、駆除しようと思ってNortonを最新の情報更新かけてスキャンしても、取り除いてくれないのはなぜ?
★それにしても、最近はネットで書かれていることをあまり積極的に吸収できてない。マイミクさんの日記すらちゃんと読めてない。時間がないから、というわけじゃないんだよな。そのぶん、むしろ雑誌を読んだり人と会うほうにエネルギーを費やしているかもしれん。時代に逆行しているというか、数年を経て真っ当な生活に戻りつつあるというか。
★目の前の仕事に忙殺されていると、たまには大きい話も読みたくなってくる。
中村 伊知哉
翔泳社 (2008/01/24)
売り上げランキング: 10240
タイトルにもある「通信と放送の融合」というお題目を達成するためには、膨大な量の法整備とさまざまな環境構築、関係各者の調整が必要だ。本書は、2011年の「情報通信法」設立を目指すメンバーの一人である著者が、現在のコンテンツ産業におかれている状況を詳しく解説している。正直申し上げて、アタマに入っていかない部分のほうが多いが、いかに日本の法体制が複雑に入り混じってしまっているかはよくわかる。これに挑む人たちはすごい。尊敬する。わたくしがやっている社内調整なんて赤ん坊の仕事みたいなもんだ。
★上記の本より引用。
「政策論は実現可能性が重要だ。政策はアイディアとは異なる。行政や立法に採択されなければ、もしくは世の中に執行されなければ政策とは呼ばない。アイディアやプランがレベル1だとすると。それが政策に育つためには、レベル10くらいの調整と説得を必要とする」
まさにおっしゃる通りだ・・・と肝に銘じる。自分の仕事もまさにその通り。
★先日紹介した『石塚さん、書店営業にきました。』がamazonで予約開始されている。もちろん即予約。次回のINC総会が出版後初の定例会となる。出たいけど・・・出張直前で無理そうかなぁ。
★予約ついでにamazonからDMが来た『なぜケータイ小説は売れるのか』も予約。双方ともに、読んで面白かったらまた取り上げる予定。
★丸善とampm、山梨県内で店舗展開 4月に1号店を出店予定
経営者が変わってから、丸善がこのような発表をすることが多い。amazonと提携してBtoCオンライン小売部門の構築を行ったり、大日本印刷と提携して教育機関のIC化事業を共同で進めたり、といったことで、あまり書店業界には存在しない動きで興味深い。
★大手出版社も立ち読み、ばら売り開始
米国の大手出版社・ランダムハウス社とハーパーコリンズ社の動きを紹介。米国ではオンラインによる全文検索も、電子書籍によるベストセラーの配信も先行して進んでいる。日本では版元側の警戒心もあってなかなか普及できてないという現状が見受けられる。紙媒体の流通構造が違うから一概に比較はできないのだが、日本の出版社でデジタルコンテンツがらみの仕事をしていると、「アメリカはいろいろ出来てうらやましー」と思うのもこれまた事実。
★多く売れるのが幸せか? 長く売れるのが幸せか?
いしかわじゅんの「3社の中で、バジリコの編集者が、一番長くこの本を売るって言ってくれたから」という発言を受けて。確かに、大手の版元になると編集と営業が完全な分業体制になる。そうすると、出版された本の生殺与奪を決定するのは主に営業側になる(商品管理部門が別途存在する会社の場合は、また違う要素が働く場合もあるが)。そんなわけで編集側からすると、著者に対して「いつまで売ってくれますか?」という質問は非常に怖いわけだ。「ボクにはわかりません」というか、教科書通りに「委託期間は6カ月」とかなんとかいうか、「センセイの本はずっと売り続けますよ!」と手を揉むか。そして、どのケースであろうと、発売数週間のPOSデータによって「売れない」と判断された本はお蔵に入り、出庫の目を見ない。もちろん大手の版元ならではのメリットもあるけど、これだけ出版市場がぐらついている中にあっては、あるジャンルに特化した中堅版元くらいのほうが丁寧に売ってもらえる、という気がする。
★ただ、中堅版元以下には「会社そのものが潰れる」というリスクも伴うんだよなぁ、最近。