diary

2008年8月27日(水曜日) 反省。

★夏休み明けから疾走していたら、すっかりこんな時期に! 反省し、徐々に復活いたします。以下、本日は浦島太郎な話題が続くかもしれないけど、我慢しておつきあいくださいまし。

★早くも来年のほぼ日手帳の話題が。今回は必ず革カバーにしよう。

Maghoundは雑誌界の黒船になるのか?
月4ドル払えば、毎月3冊の好きな雑誌が定期購読でき、しかも自由に雑誌の種類を変えることができる・・・という画期的なサービスが米国で9月よりスタートするという。米国の雑誌は定期購読の割引率が非常に高いので、このサービスに申し込めば定期購読の値段で毎月雑誌を選べる、という大変便利なものだ。しかし出版社からしたら、安定部数を確保しロイヤリティの高い顧客をつなぎとめるために値引きしているのだから、こういうサービスが始まると・・・厳しいなぁ。日本に上陸することはないのだろうか。

雑誌にもYouTube風サービスが出現,著作権侵害なのに大丈夫か
米国でもう一つ話題になっているのがmygazines.comというサービス。ユーザが雑誌の誌面をアップロードし共有できるという、出版社の人間が聞いたら卒倒しそうなサービスだ。しかしココを読む限りでは、なかなか手の打ちようがないのかもしれない・・・。

img_item.jpg『Numero TOKYO』10月号付録にルイ・ヴィトンのマウスパッドが!
雑誌の付録攻勢は相変わらずとどまるところを知らないが・・・ルイ・ヴィトン×村上隆のマウスパッドってのは、かなり大盤振る舞いでカッコイイ。これは女性誌・・・なんだよね?だけど男性でも買ってしまう人が多いんじゃないか。

ドバイの発狂計画についてリストアップしてみる。その狂気はバブル期の日本を越えたのか。
本当にすべての建築物が完成したら・・・どんな街になるのだろうか。

2008年8月11日(月曜日) 夏休み頂戴します。

★明朝より、毎年恒例の友人との旅行に出てまいります。帰宅は週末の予定です。

★で、必要もないのに海外でも通じるケータイが欲しくてSO706iをゲット。NM706iと最後まで迷ったのだが、操作性で前者に軍配が上がる。というか、初めてワンセグだのお財布ケータイなどの機能がついたものを持ったのだが・・・使うかなぁ??

mixiに“Twitter的”ひとことコメント機能
mixiの「みんなのエコー」とはTwitterのような簡易メッセンジャー機能みたいなもんだけど、mixiでこれをやっちゃったら、みんな日記を書かなくなっちゃうんじゃなかろうか。そうしたら媒体としての価値は下がっていくのでは・・・?といらぬ心配をしてしまう。

★前回に引き続き佐々木俊尚氏のお仕事紹介となってしまうのだが、8月よりスタートした有料メルマガ佐々木俊尚のネット未来地図レポートが面白い。一回目がCookPad、2回目は魔法のiらんどという誰でも知っているメガヒットを例に取りつつ、インターネット業界のトレンドと今後をわかりやすく解説してくれて、私のような知識レベルの者には大変に役に立つ。月1,000円を高いと思うか安いと思うか、人によって違うと思うが私は喜んで払います。

★そんな例もあって、改めてメールマガジンの効能というか、うまい利用法を考えている。定説としては「メルマガは閲読率が低い」「スパム扱いされて効果がない」とさんざんな言われようなのだが、かといってみんながRSSリーダーを駆使してネットで最新情報を取得する日もまだまだ先だろうし。

赤塚不二夫さん葬儀 タモリさんの弔辞全文
「私もあなたの数多くの作品の一つです」に涙する人多し。

2008年8月5日(火曜日) 暑くて死ぬ。

★これだけ蒸し暑いと、早く日本を脱出したくなってくる。あと1週間、耐えねば・・・。

★そんなわけで読書という気分にもなれないのだが、本書は気になり帰りにファミレスに立ち寄って一気に読んだ。

インフォコモンズ (講談社BIZ)
佐々木 俊尚
講談社
売り上げランキング: 501

 
残念なことに、この本は他の佐々木俊尚の本に比べわかりづらい。インターネット世界の事象を詳しくない人にわかりやすく説く他の本に比べ、本書の場合は佐々木氏が「今後インターネットの世界で出てくるであろう」と予測している「情報共有圏=インフォコモンズ」というものの概念を解説する、という性格の「近未来予測本」だからだ。先進的なネット技術界ではその萌芽が、といっても、まだ顕在化してないものを解説されても一般の人にはね・・・。
とはいえ、書かれていることに私は非常に賛同できる。乱暴に言えばWeb1.0はまだマスメディアの時代で、Web2.0は個人の情報発信を主体としたマイクロメディアの時代だった。ならばWeb3.0はその両者をうまくつなぐ中間的なメディアの存在が不可欠な時代、ということになるのだろう。私もそういうものが出てきてほしいと思うし、その時には「雑誌くらいの規模」の旧メディアがインターネットの世界の中で再度力をつけられるチャンスなのかもしれない、と思っているのだが。

★若干本筋とは逸れるが、本書の冒頭にADT(注意欠陥特質)に苦しむ人が激増している、という話が出てきて背筋がちょっと寒くなった。脳があまりに大量の情報に押しつぶされオーバーヒートを起こしているような状況で、先天的な脳の機能障害であるADHDなどとは違い、大人になってから普通の人でも起こりうる症状なんだそうだ。そして押し寄せる情報の波は、途切れることなくいつまでも続くわけで・・・。情報を意図的にシャットダウンする技術、捨てる技術が必要なのだなぁと思う。

ヴィレッジヴァンガードのオンラインショップがリニューアルしており、ポイントサービスがスタートするなど、ちゃんとしたECサイトになっていた。非常にわかりやすく使いやすくなったようだが、デジタルマガジン氏が指摘する通り、VVの店舗が醸し出す雑多な感じが薄まってしまい、魅力が半減してしまう気がする。やはりWebはWeb、リアルはリアルなんだ、と改めて思う。

アマゾンKindle延べ販売台数は「24万台」だった
「本当に売れてるのか」という疑問の声も上がっていた米国amazonによる電子書籍専用端末Kindleの販売台数が明らかに。あくまで憶測の数字ではあるのだが、すでに100億円近い売り上げをKindleのみで挙げていることになる。これを多いと見るか、少ないと見るか?日本の電子書籍専用端末市場から見たら(もう壊滅的だけど)、24万台という数字は恐ろしく多いが、家庭用テレビゲーム機で24万台だったら超大コケだろう。じゃあ、ケータイと比べたら?電子辞書と比べたら?という話になってくるのだが・・・。

★なお、リンク先の記事の下のほうに、あるアナリストが推計したKindleの市場予測が載っているが、これによると2010年度にはamazon全体の収入の中の2.6%をKindleが占めるとされている。これまた、多いと取るか少ないと取るかだが、仮にamazonの収入の半分くらいが書籍で得られていると仮定すると、Kindleはその10分の1くらいの規模をもったビジネスになっていると考えられる。「ネットビジネスがリアルビジネスに及ぼす影響は全体の10%程度まで」という印象をなんとなく私は持っているのだが、Kindleに関しても似たようなものなのかもしれない。

「竹熊さん、インターネットってヤバイですよ。今からでも国家レベルで規制しないと、出版も放送も、とりかえしのつかないことになりますよ」
たけくまメモより引用。まぁ今さら何を、という話ではあるが、竹熊氏も上記記事で軽く述べているとおり、旧メディアの中にいる人のほうが、意識が低いと思う。書籍より雑誌の編集者のほうが、どこか他人事に感じているというのも、なんとなく納得できるなぁ。

Webサイト制作の見積もり目安
便利なのでメモ。ホントこの業界は単価があるようでないというか・・・要は人件費なので、会社によって高いところもあれば安いところもあって、会社によっては2倍から3倍くらいの開きがある、という印象だ。高くてもイマイチな会社はあるし、安くても素晴らしいサイトを作る個人もいる。ただ、これはWebの業界に限っておらず、出版の世界だってまったく同じだと思う。

3G対応の持ち歩ける無線LANルーターが8月末にも登場
ってことは、iPodTouchをイー・モバイルに接続できるようになる、ということ!? やった!じゃあ別にiPhone買わなくてもiPodTouchを持ち続けてていいんじゃん!! 早まらなくてよかった・・・。

2008年8月1日(金曜日) 洋販倒産。

日本洋書販売:自己破産を申請 ネット通販拡大が影響
洋書取次の洋販がヤバイ、という話はかなり前から耳にしていたが、とうとう自己破産申請へ。これも大きなニュースだが、出版業界的に話題となっているのが、洋販ブックサービスが運営していた青山ブックセンターと流水書房の経営支援先に、新古書店のブックオフが名乗りを上げているという点だ。文化発信の拠点であるABCを、本を消費財としてとことん取り扱うブックオフが支援・・・という、一見両極端な組み合わせには、今後多くの文化人が「出版文化の変容」という言葉とともに嘆くことであろう。ただ、経営再建に当たっては、ABCや流水のブランドを保持し、ブックオフ事業とは明確にすみ分ける、ということで話は進んでいるようなので、ABCの看板が青と黄色に変わってしまうわけではなさそうだ。

★洋販の倒産とABC・流水のブックオフ経営支援については、本屋のほんね氏の解説が素晴らしい。こちらをご参照のこと(と相変わらず丸投げ)。