★仕事が立て込んでいると昼飯を食うことすら忘れてしまうのだが・・・さすがに昨晩は腹を減らせ過ぎたのか、21時を回ったところで突然体温が下がり手が震えだし・・・こりゃまずいと思って別フロアの編集部に置いてある夜食用の弁当をかっぱらって(3人くらいに見つかったがそれどころじゃない、命がかかってるんだ!)、栄養ドリンクと一緒に慌てて食うという一幕。まーでも、仕事の面ではひとつ大きなヤマを超えたので、精神的にはとても満足。まだまだ長い道のりが始まったにすぎないのだが・・・。
★積読、乱読ばかりでちゃんと読みとおせたものがないのだが・・・ご献本いただいたものを紹介してお茶を濁しておこう。
先輩編集者より頂戴し拝読中。「仮説が重要」とはいろんな本に描かれているが、本書はドラマ仕立ての物語と解説のバランスがちょうどよく、非常にわかりやすい。グロービスと言えば経営・MBAスクールというイメージで難しい本なのかな、と思ったらまったくの杞憂だった。ちょっと最近の自分は、仮説も検証もせず、「とりあえずはしってみよう」状態だったかもしれない・・・反省。
担当編集者より頂戴し拝読中。「ポン」からPS3まで、ハードの変遷からゲーム史をとらえる一冊。多根清史氏の著書にしては主観があまり見えずファンからすれば物足りない気がするが、これはこれで新書ぽいからいいのだろう。著者インタビューもご参照のこと。ゲーム業界好き(決してゲーム好きではない)の私としては、任天堂・山内溥やSCE・久夛良木(くたらぎ)健などにつっこんだ評伝、批評を読みたいところだ。
★新刊JPニュース:「夏の100選」はどうやって選んでいる? 「新潮文庫の100冊」の舞台裏を聞く
毎年1月に昨年の反省会をしながら次の100選を選びなおし、だいたい20~30%が入れ替わるという。へー。
★「ケータイ小説」ブーム終わったのか ベストセラー減りドラマ「恋空」大コケ
さすがに柳の木の下にどじょうが無限にいるわけではないが・・・流行りだっただけに、廃れるのも早いということか。そこで売れるモノがなくなることを嘆いたり、ほら見たことか手をたたいたりする前に、せっかく「本を買う」という行為をとることができた若年層に対し「やっぱこっちの本のほうが面白いよね」と導いてあげるのが、大人の出版人の務めなのだろう。自分たちの食いぶちのためにも。
★日経コンピュータ誌のライバルか!?事前登録選考方式で無料で送られるITマガジン「IT Leaders」が創刊
事前に属性情報を入力しアンケートに答えると無料で雑誌が送られてくるという・・・広告モデルなんだろうけど、そんな太っ腹な方法あるの?と思ったら、こういうのをコントロールド・サーキュレーションといい、フリーペーパーの配布手法の一つとして存在するらしい。へー知らなかった。でも、そう簡単にいかないらしいということも見つける。無料でもいらないものはいらないもんな・・・。とりあえず上記の雑誌は申し込んでみました。ちょっとシステム技術者寄りだけど、一部使えそうなテーマもあったので。
★フリペ減、フリマガは増――ABC協会
無料誌にからめてもう一ネタ。雑誌広告市場が縮小している中でフリーペーパーの市場は伸びている、というが、細かく見るとフリー「マガジン」は伸びているがフリー「ペーパー」は縮小気味とか。でも確かに、タブロイド版の新聞形式みたいなものは読むところが少なくて、ちゃんと雑誌ぽく製本されたもののほうが手に取りやすいような気がする。
★扶桑社、40・50代女性向け新雑誌でWebサイトとクロスメディア展開
「雑誌とWebのクロスメディア」と出版の人たちはよく口にするが、その大抵は「既存雑誌にWebをくっつける」ことだったりする。Web側からすれば、「すでに売れてる雑誌のブランドを使ってWebの認知度をあげたい」と思うだろうし雑誌側からすれば「編集部は紙を作るので手一杯」になるし。そんな中で、出版社自身が創刊当初からある規模のWebを立ち上げて独立採算を狙う、というのはけっこう珍しいこと、かも。
★イギリス・ガーディアン紙が選ぶ、世界の独立系本屋ベストテン!
突如古い記事だが・・・英ガーディアン紙が選ぶ世界の個性派独立系書店ベスト10の中に、京都の恵文社一乗寺店が入っていたという。他の世界各国の書店も・・・写真で見るだけでもその存在感に圧倒。言葉はわからなくても行ってみたいなぁ。

★おばあちゃんの小さな本屋さん
以前も本欄で紹介した『新宿駅最後の小さなお店ベルク』にまつわるかなりイイ話。本書を購入するなら街の小さな書店で注文しよう、と思った筆者は・・・。
ぜひ苦境が続く街の中小書店の方々にこそ、本書を読んでもらいたい。もちろん、条件はまったく違う。だけど、チェーン店とは違う個人経営店ならではのお客との関係の作り方など、共通する商売魂はきっと多いはずだ。そんなわけで、でるべんの会でも、本書にまつわるテーマの勉強会を画策中。もうじき発表できると思います。